将棋駒「竹風作 昇龍書」を買い取りいたしました

今回は将棋駒「竹風作 昇龍書」を買い取りいたしました。
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将棋を指す楽しみは、勝敗だけでなく、盤や駒といった道具に宿る美しさや歴史を味わうことにもあります。特に将棋駒は、駒師と呼ばれる専門職人が一つひとつ手彫りや手書きで仕上げるものであり、その芸術性は工芸品としても高く評価されています。中でも「竹風作 昇龍書」の将棋駒は、書体の美しさと職人技の融合が光る逸品で、熱心なファンも多く、需要が非常に高いのが特徴です。こうした将棋駒は、中古品・リユース品であっても、驚くほどの高値がつくことがあります。「そろそろ整理しようかな」「売ったらどれくらいの価値があるのか気になる」と思っている方に向けて、この記事では竹風作 昇龍書の魅力から、査定や買取の流れ、高く売るためのコツまで、丁寧に解説していきます。
「竹風作 昇龍書」の将棋駒とは?唯一無二の魅力に迫る
竹風(ちくふう)という名で知られる駒師は、将棋界でも高く評価されている熟練の職人です。竹風作の将棋駒は、伝統と技巧の融合によって生み出される美術品のような存在であり、その完成度は「実用品を超えた芸術品」と評されることもしばしばあります。なかでも昇龍書という書体は、力強く、そして縁起の良さを感じさせる見た目が特徴で、文字通り駒に「昇る龍の勢い」を感じさせるとして非常に人気があります。特に駒の「王」「玉」「飛」「角」といった主要駒に書かれる文字の筆致には、筆を持つ者ならではの一貫した流れと力強い躍動感が込められており、他の書体と比べても独特の存在感を放っています。
さらに、竹風作の昇龍書は、単なる美しさだけでなく、対局の場での「気」を引き締めてくれるような神聖な雰囲気を醸し出します。手に取るたびに駒の重みや木肌の滑らかさが伝わり、それがまた愛着を生むのです。まさに、使えば使うほどに味わいが増す逸品。竹風駒の特徴として、木材には高級な黄楊(つげ)を用い、仕上げには繊細な研磨と、丁寧な漆の塗りが施されており、長年の使用にも耐える耐久性と、美しさを両立させています。
なぜ中古品・リユース市場で高く売れるのか?
一見、将棋駒のようなニッチなアイテムがなぜ中古市場で高値を維持しているのかと不思議に思う方もいるかもしれません。しかしその理由は、明快です。第一に、竹風作 昇龍書の駒は、数が限られているという希少性が挙げられます。すべてが手仕事で生み出されているため、生産数が非常に限られており、需要が供給を上回っている状況が続いています。したがって、中古市場に出た途端、欲しかった人が即購入していくというケースも多く、販売されてもすぐに売れてしまうことから価格が下がらないのです。
また、将棋界では「自分だけの道具」を持つことが一種のステータスとなっており、駒にこだわるプロ棋士や熱心なアマチュア愛好家は多く存在します。竹風作の昇龍書のような見た目に圧倒的な存在感がある駒は、所有するだけで対局に臨む心構えが変わるとされるほどです。さらに、将棋駒には「使い込まれてこそ味が出る」という文化もあります。木の色合いの変化や、指し跡のなじみは、新品にはない魅力であり、そうした「風合い」を求める人にとっては、中古であってもむしろ好まれるのです。
高値がつく将棋駒の特徴と、買取時に評価されるポイント
将棋駒の買取価格は、単に「古いか新しいか」だけではなく、いくつもの評価基準によって決まります。まず最も大きなポイントは「銘」です。つまり、誰が作った駒なのかという点です。竹風作は全国的にも認知度が高く、その技術力に裏打ちされた駒は、買取市場でも安定して高い評価を得ています。駒師としての知名度があるだけで、数万円単位で査定額が上がることもあるほどです。
次に重要なのは「書体」。昇龍書のように人気の高い書体は、駒そのものの魅力を引き立て、市場価値も自然と高まります。また、素材も見逃せません。駒の木材には、主に本黄楊が使用されますが、なかでも「薩摩黄楊(さつまつげ)」は非常に高価で、きめ細かく美しい木目が特徴です。こうした材質の違いも、買取査定では明確に評価される部分です。
さらに、保存状態も大切です。使用感があっても、ひび割れや反りがなければ評価は高いまま維持されます。逆に、どれだけ高価な駒でも、汚れやダメージが目立てば減額の対象となります。また、付属品も査定に影響を与える要素の一つです。元箱、桐箱、駒袋、作成時の証明書などが揃っていれば、それだけで「しっかり管理されていた品」という印象を与え、信頼性が高まるため、プラス査定が見込めます。
査定・買取の際に気をつけたいこと
将棋駒の査定や買取において、意外と見落とされがちなのが「第一印象」です。査定士はまず、全体の見た目や状態からチェックを始めます。そこで汚れがついていたり、駒の向きがバラバラになっていたりすると、「大事に扱われていなかったのでは?」と見られてしまう可能性もあるのです。そこで、査定に出す前には、柔らかい布で表面の埃を軽く拭き、駒の順番を整えて箱にしまっておくとよいでしょう。これだけでも、査定時の印象がグッと良くなります。
また、査定は1社に絞るのではなく、複数の専門店に相談するのが得策です。駒の知識が豊富な査定士がいる店舗であれば、竹風作の価値を正確に判断し、納得のいく金額を提示してくれる可能性が高まります。一方で、一般的なリサイクルショップでは駒の専門知識が乏しく、適正価格に満たない査定がされるケースも多々ありますので注意が必要です。
買取方法の選び方と、それぞれの特徴
将棋駒の買取には「店頭持ち込み」「宅配買取」「出張買取」の3種類があります。最も気軽なのは宅配買取で、梱包キットを送ってくれる業者も多く、家から一歩も出ずに手続きを進めることができます。貴重な駒を安全に送るため、丁寧な梱包が必要ではありますが、手軽さとスピードを求める方には非常に便利な方法です。
店頭持ち込みは、すぐに査定結果がわかるのが利点です。直接担当者と話ができるため、不明点をその場で聞けたり、交渉の余地があるのも魅力です。ただし、近くに専門店がないと利用が難しいという点もあります。
出張買取は、自宅まで鑑定士が来てくれるというサービスです。駒以外にも盤や関連アイテムがある場合は、まとめて査定してもらえるためおすすめです。特に高額な将棋駒を売る場合、プロの鑑定士が実際に現物を見てくれる出張査定の安心感は大きな魅力となるでしょう。
将棋駒専門のリユース業者を選ぶことが重要な理由
将棋駒のような特殊な品は、専門性の高い業者に査定を依頼することが不可欠です。竹風作 昇龍書のような名駒は、その魅力を正しく評価できる目利きがいなければ、適正な価格での取引は難しくなります。専門業者であれば、過去の取引データや市場動向を踏まえたうえで、的確な価格を提示してくれるため、満足度の高い取引が可能となります。
また、専門店では将棋駒を求めている熱心なコレクターとの繋がりを持っているため、高額でもスムーズに買い手がつくことが多いです。そのため、「できるだけ高く売りたい」「大切に使ってくれる人に渡したい」と考える方には、専門業者を選ぶことが何よりの近道と言えるでしょう。
おわりに:価値ある駒を次の世代へつなぐという選択
将棋駒は単なる道具ではなく、歴史と職人技が詰まった文化的な財産でもあります。竹風作の昇龍書の駒は、その中でも特に芸術性と実用性を兼ね備えた傑作であり、中古市場でも高値が期待できるリユースアイテムです。大切にしてきた駒だからこそ、売るという選択に迷う方も多いと思います。しかし、適切な方法で査定・買取を受けることで、その価値を最大限に活かし、次の持ち主へと受け継ぐことができます。
今やリユースは、ただの「処分」ではなく「価値の再循環」という考え方が主流です。将棋駒という奥深いアイテムだからこそ、その想いとともに、次の世代へと受け継いでみてはいかがでしょうか。
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