遺品整理を進めていると、押し入れや物置の奥から未使用のタオルや食器、贈答品が大量に出てくることがあります。
「使っていないけど古そう」「もらい物で価値が分からない」「日用品だから売れないだろう」といった理由で、そのまま処分されてしまうケースが非常に多い品目ですが、実は未使用の贈答品は条件次第で買取対象になることがあります。
この記事では、以下のポイントについて詳しく解説します。
- 未使用の贈答品は本当に売れるのか
- どんなタオル・食器が買取されやすいのか
- 捨てる前に必ず確認すべきポイント
遺品整理の現場目線で、未使用の贈答品の価値を見極める方法をお伝えします。
なぜ遺品整理で未使用の贈答品が大量に出てくるのか
贈答品は、以下のような特徴を持つため、遺品整理の際に大量に見つかることがあります。
使うタイミングを逃しやすい
贈答品は、特別な機会やお祝い事で贈られることが多いですが、実際に使うタイミングを逃してしまうことがよくあります。特に、タオルや食器などの日用品は「いつか使うだろう」と思いながらも、結局使わずに保管されるケースが多いです。
予備として保管されがち
贈答品は、すでに同じようなものを持っている場合や、特に必要性を感じない場合、予備として保管されることが一般的です。その結果、未使用のまま押し入れや物置にしまわれてしまいます。
「いつか使う」と思って残される
贈答品は、もらった時点では「いつか使うかもしれない」と思って保管されることが多いですが、実際にはそのまま忘れ去られてしまうことが少なくありません。そのため、遺品整理の段階で初めて表に出てくることが多いのです。
未使用の贈答品は買取できる?
本当に売れるのか?
結論から言うと、すべての贈答品が買取できるわけではありませんが、条件次第で買取可能なケースは多いです。重要なのは、「日用品かどうか」ではなく「状態と条件」です。
未使用の贈答品は、以下の条件を満たしていれば買取対象になる可能性が高まります。
買取対象になりやすい贈答品の特徴
未使用・未開封であること
最も重要な条件は、未使用・未開封であることです。以下のポイントを満たしている場合、査定対象になる可能性が大きく上がります。
- 使用形跡がない
- 未開封
- タグ付き
特に、未開封の状態で保管されている場合は、贈答用として再流通しやすいため、査定額が高くなる傾向があります。
箱・ケース付きであること
贈答品は、箱の有無が評価に直結します。以下のような箱やケースが付属している場合、査定額が大きく上がることがあります。
- メーカー箱
- 木箱
- 化粧箱
箱があることで、以下のようなメリットがあります。
- 贈答用として再流通できる
箱付きの贈答品は、再び贈り物として利用されることが多いため、需要が高まります。 - 未使用である証明になる
箱があることで、未使用であることが証明されやすくなります。
ブランド・メーカーが明確なもの
以下のようなメーカー品は、未使用であれば需要が残っているケースがあります。
- ノリタケ
- ナルミ
- ウェッジウッド
- バカラ
- 今治タオル(ブランド指定品)
これらのブランド品は、品質が高く、贈答用としての価値が認められるため、査定対象になりやすいです。無名品であっても、品質が高いものは買取対象になることがあります。
タオルは売れない?と思われがちだが注意
「タオルはさすがに無理だろう」と思われがちですが、次の条件が揃うと話が変わります。
- 未使用
- 箱付き
- ブランド・産地表示あり
特に、以下のような条件を満たすタオルは、まとめて評価されるケースがあります。
- 今治表記
今治タオルは、品質の高さで知られており、未使用であれば需要が高いです。 - 百貨店贈答品
百貨店で取り扱われている贈答品は、品質が保証されているため、査定対象になりやすいです。 - セット品
タオルセットは、単品よりも高い評価を受けることが多いです。
食器も「使っていない」が重要
食器類も同様に、以下の条件を満たしている場合、査定対象になりやすいです。
- 未使用
- 箱から出していない
- セットが揃っている
1枚でも使用されていると評価が下がりますが、完全未使用のセット品は高い査定額が期待できます。特に、ブランド食器やデザイン性の高い食器は、コレクターや贈答用として需要があります。
処分してしまうと後悔しやすい理由
未使用の贈答品は、以下の理由で価値確認をせずに処分されがちです。
- 見た目が地味
- 日用品に見える
- 金額が想像できない
しかし、実際には以下のようなケースも少なくありません。
- 買取対象になった
- 処分費用を減らせた
- 他の遺品整理費用に充てられた
未使用の贈答品は、見た目では価値が分かりにくいものが多いため、専門業者に相談することが重要です。
遺品整理で贈答品を見つけた時の正しい対応
① 箱から無理に出さない
状態確認のため以外は、箱から出さずにそのまま保管しましょう。箱付きの状態が、査定額に大きく影響します。
② セット内容を崩さない
贈答品のセット内容を崩さずに保管することが重要です。以下のポイントを確認しましょう。
- 枚数
- 点数
- 組み合わせ
セットが揃っているかどうかが、査定額に大きく影響します。
③ 遺品整理と買取を同時に相談できる業者に見せる
贈答品は、以下の要素を見極める必要があります。
- まとめて査定
- 状態確認
- 再販判断
遺品整理と買取を一括で対応できる業者に相談することで、処分ミスを防ぐことができます。
まとめ|未使用の贈答品は「捨てる前に必ず確認」
未使用の贈答品は、遺品整理の際に処分されやすい品目ですが、以下のポイントを押さえることで価値を見極めることができます。
- 箱付き・ブランド品は買取対象になることがある
- タオルや食器でも条件次第で評価される
- 自己判断で捨てると後悔しやすい
遺品整理では、「どうせ売れないだろう」と思われた物ほど、実は価値が残っていることがあります。未使用の贈答品も、専門業者でなければ判断できない代表的な品目のひとつです。
捨てる前に、ぜひ一度専門業者に相談してみてください。

