「使わなくなったルームランナー、少しでも高く売りたいけれど、どこで売るのが正解?」
「メルカリなら高く売れそうだけど、梱包や発送が大変そう…」
不用品の処分を考えたとき、多くの方が直面するのが「メルカリで自分で売るか、買取店に依頼してサクッと売るか」という悩みです。特にルームランナー、振動マシン、フィットネスバイクといった大型の健康器具や家電製品は、判断を誤ると「高く売れたはずなのに、送料と手間で結局損をした」という事態になりかねません。
この記事では、メルカリと買取店の決定的な違い、意外と知られていない送料や手数料の落とし穴、そして大型商品特有の注意点を徹底的に解説します。実際に手元にいくら残るのかのシミュレーションも交えながら、あなたにとって「一番賢い売り方」を見つけるお手伝いをします。
売り方に迷っている方は、ぜひ最後までご覧ください。
結論:小型ならメルカリ、大型なら買取店が賢い選択
まずは結論からズバリお伝えします。商品のサイズと重量によって、最適な売却方法は明確に分かれます。
- ✅ 小型・軽量商品 → メルカリ向き
- ✅ 大型・重量商品 → 買取店向き
メルカリが向いているもの
片手で持てるサイズや、宅急便(160サイズ以下)で送れるものはメルカリが圧倒的に有利です。
- ブランドバッグ、財布
- 腕時計、アクセサリー
- スマートフォン、タブレット
- ゲーム機、ソフト
- 未使用の化粧品、小型家電
これらは送料が数百円〜千円程度で済み、梱包もプチプチと段ボールがあれば自分で簡単にできます。また、配送中の破損リスクも比較的低いため、個人間取引でもトラブルになりにくいのが特徴です。
買取店が向いているもの
一方で、一人で運ぶのが難しいものや、梱包が困難なものは買取店(特に出張買取)を選ぶべきです。
- ルームランナー、トレッドミル
- フィットネスバイク、エアロバイク
- 振動マシン(ブルブルマシン)
- 大型マッサージチェア
- 大型家具、冷蔵庫、洗濯機
これらは「送料が高額」「搬出が重労働」「配送中の破損リスクが高い」という三重苦の特徴があります。大型商品をメルカリで売ろうとすると、想像以上にハードルが高いのが現実です。
メルカリの罠:ルームランナーや振動マシンの送料は1万円超え?
「メルカリの方が相場が高いから」という理由だけで出品を決めるのは危険です。大型商品を出品する際に見落としがちな、4つの「見えないコスト」について解説します。
① 販売手数料10%の重み
メルカリでは、売上金の10%が販売手数料として差し引かれます。
例えば、50,000円でルームランナーが売れた場合、5,000円が手数料として消えます。高額商品になればなるほど、この手数料の額は無視できません。
② 送料は想像以上に高い
大型家具・家電の配送には、通常「梱包・発送たのメル便」などが利用されますが、この送料が非常に高額です。
- 200サイズ(3辺合計200cmまで):5,000円
- 250サイズ(3辺合計250cmまで):8,600円
- 300サイズ(3辺合計300cmまで):12,000円
- 350サイズ(3辺合計350cmまで):18,500円
ルームランナーや大型の振動マシンは、サイズや重量によって送料だけで1万円を超えることが珍しくありません。出品価格を安く設定しすぎると、「売れたのに利益が数百円」「最悪の場合は赤字(送料不足)」なんてことも起こり得ます。
③ 梱包・搬出は基本的に自己責任
「たのメル便」を使えば梱包はプロにお任せできますが、それ以外の発送方法を選ぶ場合、梱包はすべて自分で行わなければなりません。
- 分解しないと部屋から出せない
- 重すぎて一人では持ち上がらない
- エレベーターに入らず階段作業が必要
- 搬出時に壁や床を傷つけてしまった
こういった物理的なトラブルのリスクは、すべて出品者が負うことになります。
④ 売れるまでの「時間コスト」
出品作業、値下げ交渉への対応、質問コメントへの返信、購入後のやり取り、発送日の調整…。これらすべてに自分の時間を使います。「時給換算」すると、割に合わないと感じる方も多いのではないでしょうか。
買取店のメリット:梱包不要・搬出お任せ・即日現金化
大型商品における買取店(特に出張買取)のメリットは、「面倒な作業をすべて丸投げできる」点にあります。
① 梱包の手間がゼロ
査定スタッフがそのままの状態で搬出するため、段ボールや緩衝材を用意する必要は一切ありません。分解が必要な場合も、プロが工具を持参して対応してくれます。
② 重量物の搬出もプロにお任せ
「2階にあるから降ろせない」「重くて動かせない」といった悩みも解決します。
壁や床に養生(保護シート)を貼り、複数名のスタッフで安全に運び出してくれます。万が一、搬出時に家屋に傷がついた場合でも、損害保険に加入している業者なら補償が受けられるので安心です。
③ 即日現金化できるスピード感
出張買取の一般的な流れは以下の通りです。
- 自宅で査定
- その場で金額提示
- 合意すればその場で現金支払い(または即日振込)
メルカリのように「いつ売れるかわからない」「売れてから振込申請をして数日待つ」というタイムラグがありません。引越し前などで急いでいる場合には最強の選択肢です。
④ 取引後のトラブルリスクが低い
一度買い取ってもらえば、その後「動かなくなった」「傷があった」といったクレームを言われることは基本的にありません(※虚偽の申告をしていた場合を除く)。
個人間取引特有の、売却後の精神的な不安から解放されます。
トラブル事例:動作不良や配送中の破損リスクをどう防ぐか
大型家電や健康器具の個人売買で、実際に多発しているトラブル事例をご紹介します。
ケース① 配送中の破損トラブル
大型機器は重量があるため、配送中の振動や衝撃に弱い部分があります。
しっかりと梱包したつもりでも、購入者から「到着時にプラスチック部分が割れていた」「電源が入らない」と連絡が来るケースがあります。
この場合、事務局を挟んでの対応となり、最悪の場合は**「返品・返金」に加え、「返送時の送料」**まで負担しなければならない可能性があります。
ケース② 動作不良のクレーム
中古のルームランナーや振動マシンは、外見ではわからない内部の劣化が進んでいることがあります。
- モーターからの異音
- 走行ベルトの摩耗・ズレ
- センサーの反応不良
出品時には気づかなかった不具合が購入者の元で発覚し、「説明文と違う」とトラブルに発展することも。個人間取引では、こうした問題の解決が長期化し、精神的に消耗してしまうことも少なくありません。
手元に残るお金をシミュレーション(手数料・送料込み)
では、実際に「メルカリ」と「買取店」で売った場合、最終的に手元にいくら残るのかを比較してみましょう。
例:中古の高性能ルームランナーを売却する場合
■ メルカリで売る場合
表面上の販売価格は高く見えますが、経費が重くのしかかります。
- 販売価格: 50,000円
- 販売手数料(10%): ▲5,000円
- 送料(たのメル便 300サイズ想定): ▲12,000円
- 実質利益: 33,000円
さらに以下のコスト(見えない負担)が発生:
- 出品・やり取り・発送待ちの時間
- 売却後のクレームリスク
■ 買取店(出張買取)で売る場合
提示額がそのまま手取りになるケースがほとんどです。
- 査定金額: 35,000円
- 送料・出張費: 0円
- 手数料: 0円
- 実質利益: 35,000円
メリット:
- 梱包・搬出の手間なし
- 即日現金化
- 売却後の責任なし
このケースでは、一見メルカリの方が高く売れているように見えますが、最終的な手取り額は買取店の方が高くなる逆転現象が起きています。さらに「手間とリスク」を考慮すれば、買取店の方が圧倒的にコストパフォーマンスが良いと言えるでしょう。
まとめ:あなたに合った「正解」を選ぼう
メルカリと買取店、どちらが正解かは「何を売るか」によって決まります。
✔ メルカリを選んだ方がいい場合
- 片手で持てる小型の商品
- 送料が1,000円以内で収まる軽量品
- ブランド品や希少性の高いコレクターズアイテム
- 梱包や発送の手間を惜しまない時間的余裕がある
✔ 買取店を選んだ方がいい場合
- ルームランナー、マッサージチェアなどの大型健康器具
- 冷蔵庫、洗濯機などの大型家電
- 一人で持ち運ぶのが困難な重量物
- 引越しなどで期日が迫っており、早く現金化したい
- 売却後のトラブルを避けたい
特に健康器具に関しては、送料・搬出の手間・動作不良のリスクを総合的に考えると、買取店の方が合理的で賢い選択になるケースが多いです。
「高く売れそう」という表面的な価格だけでなく、**「送料や手数料を引いた後、最終的にいくら手元に残るのか?」「その手間に見合う金額か?」**を冷静に計算してみることが大切です。
売り方に迷ったら、まずは買取店の無料査定を受けて金額を把握し、その上でメルカリの相場や送料と比較してみるのが最も失敗のない方法です。あなたの大切な品物が、一番納得のいく形で次の持ち主へと渡ることを願っています。

