遺品整理を行う際、大型家具や家電の処分は想像以上に大変です。タンスやベッド、冷蔵庫、洗濯機、ソファ、仏壇など、どれも自分たちで運び出すのが難しいものばかり。この記事では、大型品の処分方法や費用を抑えるコツ、安全に作業を進めるためのポイントについて詳しく解説します。
大型品が多い遺品整理は想像以上に大変
遺品整理では、思っている以上に大型の家具や家電が出てきます。特に以下のような環境では、搬出作業がさらに困難になります。
エレベーターのない集合住宅
エレベーターがない場合、大型家具や家電を階段で運び出す必要があります。狭い階段や急な傾斜があると、搬出作業はさらに難航します。
狭い階段や廊下のある一軒家
古い一軒家や狭小住宅では、家具を運び出す際に壁や床を傷つけるリスクが高まります。
2階・3階建ての住宅
2階や3階からの搬出では、解体作業や吊り下げ作業が必要になる場合もあります。無理に自分たちで行うと、ケガや壁の破損などのトラブルにつながることも。
こうしたリスクを避けるためにも、専門業者に依頼するのが安全で効率的です。
大型品を処分する主な3つの方法
遺品整理で出てくる大型家具や家電を処分する方法は主に3つあります。それぞれの特徴を詳しく見ていきましょう。
1. 自治体の粗大ごみ回収を利用する
自治体の粗大ごみ回収は、最も低コストで処分できる方法です。多くの自治体では、1点あたり数百円〜1,000円程度で回収してもらえます。ただし、以下の点に注意が必要です。
- 搬出場所の制限:原則として自宅の外(玄関先や指定場所)まで運び出す必要があります。
- 重量物の負担:タンスや冷蔵庫などの重量物を自分たちで運び出すのは、高齢者や遠方のご遺族にとって大きな負担です。
2. 家電リサイクル法に基づく処分
冷蔵庫、洗濯機、テレビ、エアコンなどは「家電リサイクル法」の対象となり、粗大ごみとして出すことはできません。リサイクル券を購入し、指定の取引場所に持ち込む必要があります。
- 手続きの煩雑さ:リサイクル券の発行や運搬車の手配など、手間がかかります。
- 業者の代行サービス:遺品整理業者に依頼すれば、手続きから搬出・処分までを一括で任せることが可能です。
3. 遺品整理業者に一括依頼する
大型家具や家電を含む整理をまとめて依頼する場合、最も安全で効率的なのが専門の遺品整理業者への一括依頼です。
- 専門的な対応:搬出ルートの確保、吊り下げ作業、大型家具の分解などを行います。
- 法令遵守:法令に基づいた処分やリユースルートの確保も可能です。
- 買取サービス:買取可能な品があれば、その場で査定し、整理費用から差し引くことができます。
大型品の処分にかかる費用目安
以下は、大型家具や家電の処分にかかる平均的な費用の目安です。
| 品目 | 平均費用(目安) | 備考 |
|---|---|---|
| タンス・食器棚 | 3,000〜8,000円 | 解体が必要な場合あり |
| ベッド・マットレス | 3,000〜10,000円 | サイズや搬出方法で変動 |
| ソファ | 5,000〜12,000円 | 2人掛け・3人掛けで費用差あり |
| 冷蔵庫・洗濯機 | 4,000〜10,000円 | リサイクル券代が別途必要 |
| 仏壇・大型家具 | 10,000〜20,000円 | 供養が必要な場合あり |
※地域や階数、搬出難易度により費用は変動します。
費用を抑えるための3つのコツ
1. 買取可能な品を査定してもらう
まだ使用できる家具や家電、ブランド品、骨董品などは買取可能な場合があります。買取額を整理費用から差し引くことで、実質負担を大幅に軽減できます。
2. 自治体と業者を併用する
小物や軽い家具は自治体の粗大ごみ回収を利用し、大型家具や家電は業者に依頼するなど、使い分けることで費用を抑えられます。
3. 複数業者で見積もりを比較する
2〜3社に相見積もりを依頼し、費用や作業内容を比較しましょう。見積書を明確に提示してくれる業者を選ぶことが重要です。
大型品の搬出はプロに任せるのが安全
大型家具や家電の搬出は、壁や床を傷つけるリスクがあり、無理に運ぼうとするとケガをする危険もあります。専門業者であれば、以下のような対応が可能です。
- 養生シートによる保護
- 複数名での安全な搬出
- 吊り下げ・解体の専門対応
無理をせず、安心して任せられる業者に依頼するのが賢明です。
遺品整理業者を選ぶ際のチェックポイント
信頼できる遺品整理業者を選ぶためには、以下のポイントを確認しましょう。
| チェック項目 | 内容 |
|---|---|
| 資格 | 遺品整理士・古物商許可を持っているか |
| 許可 | 一般廃棄物収集運搬許可があるか |
| 見積り | 書面で明確に提示されるか |
| 保険 | 損害賠償保険に加入しているか |
| 口コミ | 丁寧・誠実な対応が評価されているか |
まとめ|大型品の遺品整理は「安全・法令・再利用」がポイント
大型家具や家電の整理は、安全性と法令遵守、そして再利用の視点が大切です。
- 無理に自分で運ばない
- 法律に基づいて処分する
- 買取や無料引き取りを上手に活用する
これらを意識することで、費用も心の負担も軽く、安心して整理が進められます。
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